起業を考えるきっかけとなった「外国人旅行者向け料理教室」だけで事業として成立するのか・・・。インバウンドビジネスの全体像を描くステップに進みました。

事業企画を練る上で、2016年7月時点に私が注目したポイントがいくつかあります。観光・レジャー目的の訪日旅行者だけでデータを読み解くと、(1)過半数がリピーター (2)個人旅行が7割(ただし中国・台湾からの旅行者は団体ツアーが多い) (3)滞在中の行動:1位「日本食を食べること」2位「ショッピング」 (4)訪日前の情報源:ダントツ1位「個人のブログ」 (5)滞在中の情報源:ダントツ1位「インターネット」。

アジアの旅行者を中心に、何度も足繁く日本を訪れ、自分自身で情報を探して日本滞在を楽しもうとする旅行者のイメージが形作られてきました。そこで「日本の文化・魅力を体験できる多彩なプログラムを提供する」ことを核とした周辺ビジネスを企画することにしたのです。