11月1日、弊社は創立1周年の記念日を迎えることができました。

1年前のこの日、私は(株)LIXILの従業員として東京で働いていました。少し前から起業の準備を進めており、まず株式会社の箱だけを先に作ることにしたのです。年末でLIXILを退職し、2017年1月にインバウンドグループの事業運営を開始してから、とにかく1日1日を必死で駆け抜けてきたような気がします。

大企業の従業員として働くことと、起業することは全く別の世界です。色々な基盤が整った中で働いてきた過去のキャリアは、ともすれば「甘さ」となって表れることを痛感する1年でした。起業とは事業を企画し、顧客を作るために様々なシステムを一から積み上げていくことに他なりません。大企業のように専門化した部署が連携しあって動くわけではなく、全てを取り仕切っていく覚悟とバイタリティ、そして資金力が求められます。

自分に欠けていること、足りないことの多さに頭を抱えることもしばしばですが、決して諦めないポジティブ思考を維持しながら、初めての創立記念日に辿り着きました。

支えていただいた旧知の方々、起業後に知り合った皆様、そしてお客様に心から感謝いたします。