「ビジコンOSAKA 2017」が終了しました。3段階の審査を経て賞が決定するこのコンテストを経験して、おもしろい気づきがありました。

一次の書類審査は、所定のWordフォーマットにビジネスプランを記載するものです。Wordのため文章での表現が中心になり、提出期限は9月25日でした。

二次はプレゼン審査で、最初に提出したWordの書類をベースにPower Pointでスライド化していったのですが、この時に少し違和感を感じながらスライドを作っていました。二次審査は10月19日でした。

そして昨日11月25日の最終発表会でもPower Pointでプレゼンを行いましたが、二次審査のスライドから大幅に内容を変更しました。

一次の9月25日から最終の11月25日までちょうど2ヶ月。その間に作った3種類の資料はどんどん変化していきました。単に見た目が変わったということではなく、内容つまりアクションが変わっていったのです。2ヶ月前に始めたばかりのことや、今後やらなければと思っていたことが結果を生んでいたものもあれば、2ヶ月前には全く発想になかったことを実行していることも多々あることに自分自身少し驚きました。

この結果、最初の提出書類と最終発表会のスライドは、かなり違った内容になっていました。よく「走りながら考える」という表現が使われますが「走りながら変化し実行する」スタイルが、いつの間にか私の行動特性になっているようです。自分で自分を制御できないような不思議な感覚なのですが、これこそがベンチャーの醍醐味なのだと自分に言い聞かせています。