少しずつ日本料理教室Sakura cookに外国人のお客様が増え始めた3月の後半、インストラクターとして活躍しているスタッフ二人に大きな変化がありました。

一人はご家族などの事情、もう一人は大学院生で就職活動が始まり4月から勤務できる日が極端に少なくなったのです。今、サービス業の人材不足が社会問題になっていますが、そのことを痛感する出来事でした。しかもインストラクターですから、誰にでもできる仕事ではありません。

以前「企業奮戦記」にも書いたのですが、英語と料理の両方に対応できる人材を育てるには長い研修期間が必要で、それは企業側からみれば大きな投資です。幸い、4月に行った指導者養成クラスの修了者からスタッフを確保することができ、5~6月はアシスタントとして経験を積んでもらい、今ではしっかりと実力を発揮してもらえるようになりました。

しかし油断はできないと思っています。人それぞれ色々な事情がありますし、常に次のことを考えて人材確保・育成を行っておかなければ十分なサービスが提供できなくなってしまいます。おそらく永遠の課題でしょうけど難しい問題です。