先日、日本年金機構による新規適用事業所の調査を受けました。

中小規模の経営者の中には、従業員の社会保険料を負担に感じている方が多いと思います。私もその一人で、給料に加えて会社が負担する社会保険料には毎月ため息が出てしまいます。この重圧感は、長らく会社で従業員として働いていた時には十分理解できていませんでした。

起業してすぐの頃は、労務だけでなく経理など”待ったなし”の基盤作りに追われて、事業に十分なパワーを割くことができない時期もありました。外部のプロにお任せすることで、ようやく事業に専念しやすい環境を整えてきました。

さて日本年金機構から事業所調査の案内が届き、従業員全員の賃金台帳などの書類を持って来所するようにとのことでした。必要書類は委託している社労士の方が、すぐさま取り揃えてくださいました。それでも「調査」と言われると何となく気重なものです。社長の仕事だということはわかっているのですが。。。

実際に行ってみると、説明書類が整っており質疑応答にもスムーズに回答できたので、短時間で調査は終了したのですが、いつもとは違う疲れを感じました。まだまだ未体験のことがたくさんあり、一つ一つが勉強の日々です。