2018年、皆様はどのような新年を迎えましたか。Sakura cookは素晴らしい新年のスタートを切ることができました。

Sakura cookにとって初めてのお正月、三が日は毎日お客様をお迎えすることができました。日本のお正月は閉めるお店が多く、外国人旅行者にとっては不便なことも多いと思います。そこでお正月営業に取り組んだのですが、食材の仕入が難しいためメニューを絞ってレッスン提供にこぎ着けました。

そして週末の6日、この日のディナータイムは忘れられない一日になると思います。寿司コース2名の予約が以前から入っていたのですが、同じ時間帯で弁当コース2名のネット予約が舞い込みました。本来は寿司コースだけの予約受付にすべきところを、弁当コースの受付を消去し忘れていたのです。正直なところ冷や汗が出ましたが、寿司と弁当それぞれインストラクターをアサインし、並行して2種類のレッスンを進めることにしました。さらに寿司コース1名のネット予約が直前にあり、寿司3名+弁当2名という構成でレッスンはスタートしました。

まず始めに両コースで共通する「出汁づくり」を5名合同で実習し、その後は2つのコースに分かれたのですが、インストラクターの的確な指導が功を奏し想像以上にうまく進行することができました。

それ以上に収穫だったのは、受講者へのプラスの影響です。レッスン中は自分たちの作業をこなしながらも、別のコースがやっていることにも興味津々になり、日本料理全体へのモチベーション向上につながりました。試食の時間には自然と3組の受講者同士がコミュニケーションを図るようになり、和やかでフレンドリーな空気に包まれた教室になったのです。

これこそ、私自身も求めていた理想のレッスンの形でした。素晴らしい時間を共有できたことに感謝の一日となりました。