2016年12月末まで大企業で働いていた私が、突然起業を思い立ったのは同年6月頃に見たテレビニュースがきっかけです。

そのニュースでは世界各地を旅した経験を持つ女性が、日本で外国人旅行者向けに日本料理を教えていたのです。その映像に大きく心を揺さぶられ、インバウンド市場なるものを調べてみたところ、そこには大きなポテンシャルがあることに気づきました。

巨大な成長市場が目の前にあるということは、多くの人がこの市場を狙っていることを意味します。「いち早く動かなければならない」というアクセルと「会社員の自分にできるのか」というブレーキ。その中で揺れながらも、7月中旬にはインバウンドビジネスで起業との思いが私の中で固まっていきました。