久しぶりの起業奮戦記では、今年の夏を振り返りたいと思います。

外国人向け料理教室Sakura cookを始めたのが2017年1月。あれから2年8ヶ月ほどが経過しました。当初は理想を追いすぎ苦しい局面も多々ありましたが、ようやく軌道に乗ってきたことを実感しています。

訪日外国人のピークは春と秋で、夏冬は需要が落ち込みます。ところが、Sakura cookの今年の夏は春に比べると減ってはいるものの、昨年の夏より大幅にお客様が増えました。その主役は子ども連れのファミリー層、そしてプロの料理人の方々でした。

今回はファミリー層についてご紹介しましょう。欧米や中国からたくさんのファミリー層が来られましたが、その楽しみ方に大きな違いがあることに気付きました。欧米のファミリーは「家族共有型」。一緒に体験の時間を楽しむ姿は家族の絆を確かめているような暖かさに溢れています。中国のファミリーは「子どもの教育型」。親は写真撮影に回るケースや、体験・試食を終えると子どもを置き去りにして買物に行ってしまった親もいて大変驚きました。

パターンは色々あれど、夏のファミリー層は大きな可能性のあるマーケットです。既に来年の問合せも入っており、しっかりフォーカスしたいと思います。